デスクワークによる腰痛解消に効く4つのこと
一日中いすに座りっぱなしのデスクワークに従事する人が増えたせいか、腰痛に悩む方は多いです。
なぜデスクワークの時間が長いと、腰痛になるのでしょうか?
それは、立ったり歩いたりするのに比べて、座るということは、腰への負担が非常に大きいからです。
それに加えて、崩れた姿勢でイスに座っていると、重心が崩れてより腰や首などへの負担が大きくなってしまっています。
腰痛に一度なってしまうと、原因を取り除かない限り、治ったと思っても何度も繰り返し、慢性化してしまうこともあります。
では、腰痛を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
注意点を4つ上げました。
1.デスクワーク中の姿勢に気をつける
- イスに浅く座らず、深く腰掛ける。
- 前かがみにならないよう気をつける
- ひざの角度は直角になるように
- 足は床にくっつくように
2.運動不足にならないようにする
ひどい腰痛の場合は安静にすることが大切ですが、腰痛予防には適度に運動を行い、腹筋や腰周りの筋肉を鍛えることが大切です。
筋肉がコルセットになって骨盤を守ってくれます。
デスクワーク中も、意識的に立ったり歩いたりする休憩をとって、腰への負担を緩和します。
3.日常の行動に気をつける
寝るときの布団も、柔らかいものより、すこし固めが腰にはよいようです。
掃除機をかけるなど日常の行動も、腰に負担をかける中腰を避けるよう気をつけます。
その他個人的には、必要以上に食事の量が多いと、腰痛になるような気がします。
食べ過ぎたと感じたら一食抜くなど食事量に気を使うのも意外なところで腰痛予防にはいいようです。
4.イスに気をつける
前述の、正しい姿勢を自然ととることができるようなイスを選びます。
イスを選ぶときのポイント
- やわらかすぎず、深く腰掛けると背部が腰を支えてくれる
- ひざの角度が床に直角になる高さ
自分に合うイスがない、あるいは高価で手が出ない場合、クッションを利用するのも効果があります。
クッションを選ぶときのポイント
- 座面が硬い
- クッション型ではなく背座一体型
- 骨盤が後ろに倒れるのを防ぐ、腰骨もサポート
- おしりを包みこんでくれる
おすすめクッション
【バランスチェアStyle】
価格8,424円と少し高価ですが、腰をしっかりつつんでくれて猫背の私でも正しい姿勢に自然となります。
ただ長時間楽に座ることができるというものではなく、座面が硬いので、長く座ると少し疲れます…
その分、休憩を入れつつ作業を行おうとするので、腰への負担はよけい少なくて済むような気はします。
腰痛は腰への負担のかかる習慣の積み重ねで出てきてしまいます。
日常生活を少し気をつけるだけで、大きく違ってきます。ただ、ひどく痛む、何をしても全くよくならないなどの場合は、何か病気が隠れているかもしれません。
病院へ行き、検査を受けることをおすすめします。